自然の中で季節を感じながら
季節の遊び を楽しみながら 自然の中で過ごしています
たとえば 冬の終わりに 春をみつけに散歩に出かけます
吹く風に春を感じ 虫や鳥 木の芽に春を見つけたり そんな時は自然に
どこかではるがうまれてる
とどこからか うたが生まれます 春は 命を感じる季節です
こどもたちと 春の新しい命の喜びを感じています
そして たとえば
その新しい命のひとつ よもぎをつみ おだんごをつくり 桃の節句にお供えしていただいたり たけのこを掘って その場で焼いていただいたり たんけんで見つけた木苺や桑のみを みんなで一粒ずついただいたり
うれしい 大地からの恵みはありがたくいただきますが
本当に 必要な分だけにして 感謝の気持ちを伝えます
また 春のたくさんの命から すこしいただき くさのかんむり くさずもう はなびらのごちそう くさぶえ くさばなぞめ などなど 昔ながらの遊びと子どもたちの考えた遊び
いろんな年齢 出身も違う私たち子どもも大人も 知っていることも違い おもしろい発見や気づきがたくさんあり そだちあいはおおきく広がります
季節によって 春は田植え おさんぽ 草花あそび
夏は海 キャンプ おまつり どろんこ みずあそび
秋は稲刈り 芋掘り 木の実や落ち葉あそび
冬は餅つき 藁しごと 霜柱や氷雪あそび などなど
季節ならではのすごし方で その季節をたっぷり過ごしています
そして、もうひとつ大切に思っているのは季節ごとの伝統の行いです
日本の昔からの季節の行事を大切に子どもたちに伝えて生きたい
そして 毎年同じときに同じ行いをする そしてそれを楽しみに待つことでその季節のめぐりをかんじてほしいと思っています
また ひとつひとつの 季節の行事をただ待つのではなく 子どもたちがまいにちすこしずつ自分たちでつくってゆくという本当のたのしみを味わいます
こどもたちと どのようにつくっていったらったらいいのか 私たちも試行錯誤の毎日です
私たちができることは少ないです
目の前のこの大切な命に添って生きることだけです
けれど、大自然は季節のめぐりの中で こどもたちを そしてすべてを大きく育んでくれます
自然の中で 子どもたちと過ごせる私たちは 本当に幸せです
本当にありがとうございます
自然の命に添って
自然な姿で 育ちあって生きたい
(じ)